ペットが亡くなったら

最愛のペットとの突然のお別れは、非常に辛いものです。
最後だからこそ、勤めなければならない役目が飼い主には残されています。
このページでは、愛するペットが安らかに眠れるよう、ご家族の方にまず行って頂きたい事をまとめます。

ご遺体を傷めないための
3つのポイント

※ご注意※
こちらは、あくまでも2~3日ご自宅でお別れをして頂くための簡易処置であり、長期的保存が目的ではございません。
ご事情により葬儀日までに日数が必要な場合は、アイムペットメモリアルの保冷庫(温度0度)でお預かりする事もできますのでご相談ください。

清潔

お体を綺麗な状態で安置する事

お体が汚れていると雑菌等が繁殖しやすくなります。
また、亡くなった事でお体が弛緩し尿や便等が出てくる事もありますので、お体を洗ってあげたり、拭いてあげたりして清潔な状態を保ってあげてください。
その後はドライヤーやタオル等で十分にお体を乾かしてあげてください。
除菌スプレー等でお体やその周りを定期的に除菌してあげるのも効果的です。(かけ過ぎてお体が濡れてしまったらタオル等で乾かしてあげてください)

保冷

お体を冷やして安置する事

お体を常温で安置していると雑菌等が繁殖しやすくなります。
一般的に細菌が活発になる温度が30~40度前後(中温菌)と言われていますので、夏場はエアコン等で冷やしてあげてください。
また、お腹の中に食べ物が残っている場合は、保冷剤等でお腹を冷やしてください。
袋に入れた氷等で冷やす場合は、結露に注意が必要です。
氷袋を直接お体にあてるのではなく、タオル等を巻き、水滴でお体が濡れないようにしてあげてください。
また、冷やしている間に上からタオル等をかけて、保冷剤の冷気が逃げないようにするのも効果的です。
ただし、中温菌ほど多くはないようですが、低温菌のように10~20度で活発になる細菌もいます。
「冷やしたから大丈夫」ではなく、あくまで活動を抑えるためとご理解ください。

乾燥

お体が濡れたまま安置しない事

お体が濡れた状態で安置しますと、雑菌等が繁殖しやすくなります。雑菌等は水分を媒介に繁殖するためです。
当然空気中にも湿度がありますが、お体が濡れている状態とは比較できないので、できるだけお体は乾いた状態で安置してあげてください。

中、大型犬の場合

大きめの中型犬や、大型犬のお子様の場合は、上記に併せて下記内容も必要になります。

手足を曲げてあげる
手足が伸びて突っ張った状態ですと棺や火葬炉に入らない場合があります。
硬直が始まる前に手足を優しく折りたたんであげてください。
手足の硬直は早いと死後1時間くらいで始まります。既に硬直が始まっている場合は無理されなくても結構です。
その場合は依頼した葬儀会社に任せてしまいましょう。また、1日程で硬直は解け始めると言われます。(必ずしもこの限りではないです)

クッション性の高い敷物の上に寝かせてあげる
お体の大きいお子様の場合は自重で床ずれを起こしてしまう事があります。バスタオル1枚敷頂けよりも、毛布や布団などを重ねてあげた方が床ずれしにくくなります。
また、頭に血が集まらないようにタオルなどを重ねて枕代わりにしてあげるのも良いです。
大型犬のお子様は他の小さいお子様より、主に鼻から血などが出てくることが私の経験上多いです。お体と敷物との間にペットシートを敷く事を進めるのもそういう観点からです。お体が汚れにくく取り換えも容易いので便利です。

できるだけ家の中で(室内で)安置してあげる
小型犬の場合はほぼ皆様室内飼いですが、大きいお子様の場合は外で飼われている事も多いです。
冬場などはそれほど気にされなくとも問題ないのですが、夏場(虫のいる季節)に外や網戸無しで窓を開け放している場合は、お体に虫が付き安くなります。
虫が付きにくいように、玄関先でも結構なので家の中で安置してあげてください。

Q&A

現在は、様々な種類の動物が飼われています。また、各ご家庭によって状況も様々です。
ここでは、よく頂くご質問と対応内容をまとめます。

Q 飼い犬が死亡したのですが、何か手続が必要ですか?
飼い犬が死亡した場合、保健所に鑑札及び狂犬病注射票を添え、飼い犬登録の抹消手続きをする必要があります。
狂犬病にかかった飼い犬、あるいはかかった疑いのある飼い犬、またこれらの犬に噛まれた飼い犬については、保健所に引き渡さなければなりません。
血統書のある飼い犬の場合は、登録団体にも連絡し、所定の手続きを取ります。

Q どんな動物でも火葬できますか?
どんな動物でも火葬できるわけではありません。
畜産用等の豚、馬、牛、ヤギ、羊は都道府県知事の許可が下りた「死亡獣蓄取扱場」でしか火葬や埋葬はできません。
ただし、ペットとして飼われている場合はこの限りではありませんが、現実問題として牛や馬等を火葬できる施設を持っている葬儀会社を見つけるのは難しいでしょう。

Q 大型、あるいは小型の動物の火葬、お骨上げは可能ですか?
アイムペットメモリアルの火葬では、小さな指の骨や尻尾の骨も残りますので、小動物でもお骨上げして頂くことが可能です。
大型のペットに関しても対応可能です。
詳細は、各種料金表のページをご覧のうえ、弊社までご相談ください。

各種料金はこちらをご覧ください 

アイムペットメモリアルでは、ペット葬儀、ペット火葬、ペット供養をトータルプランニングさせて頂きます。

当社のセレモニー方法は、大きく分けて2つに分かれます。
・当社セレモニーホールまたは、当社提携寺院での、葬儀、火葬
・当社の火葬車両でご自宅に伺い、その場で火葬(専用車両により、ミニセレモニーからお骨上げまでして頂けます)

ご家族のご意向に寄り添って、様々なご提案をさせて頂きます。
また、弊社には納骨堂もございますので、永代供養、定期法要も可能です。
家族の一員である最愛のペットが亡くなってしまった時、アイムペットメモリアルが、ご家族に真に寄り添える葬儀社でありたいと思います。

360度カメラ。施設内をご覧頂けます。